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クレッセントブログ CRESCENT☆


神奈川県秦野市のクレッセント音楽教室を主宰している石井晶子のブログです。教室の話題や私のことを掲載していきたいと思いますのでどうぞご覧ください☆
だんだん深まる秋にドビュッシーはいかが?
近くの畑で綺麗に色づいた柿。
オレンジの色の風合いがいかにも日本的なオレンジですね!!



今年は実はドビュッシーの生誕150年なんです。
巷ではあまり話題になっていない感じですが、もう今年もあとちょっと・・・・というところで
本当に今ごろ!ですが、やっと書いてみます^^;

子供達は明治時代って分かりますよねー?
江戸幕府が開国してそれから明治になったわけだけど、
1868年に始まっています。

ドビュッシーは1862年生まれなので、もしドビュッシーが日本に生れていたら、単純に考えて明治時代のの6年前に出生ということになりますか・・・
ちょうど、生徒のお母様方のひいひいおじいちゃん、位でしょうか?
なんだかそう考えるとずいぶん近しい人に感じますよね。



ドビュッシーは素敵な小品をたくさん書いた人で、特にピアノ曲と声楽で、たくさん作品を書いています。
(もちろん、他楽器、管弦楽、そうそうこれを忘れちゃあいけないオペラ等ありますが)

皆さんいくつ思い出しますか?
アラベスク? 月の光? ゴリウォーグ? 


さてさて、ざっと分類してみましょう☆




ドビュッシーの曲は、ざっとですが、初期・中期・後期の3つに分類されます。
モーツァルトでも、ベートーヴェンでもそうですが、その時期によって、ずいぶん作曲法や雰囲気が違うんですョ。
そうです。みんな私たちと同じ人間だから、若いころと年配とでは、変化(成長)するのです。
*******(変化)を(成長)に置き換えられる人になりましょう(笑)


ドビュッシー初期の作品
ロマン派の影響が多々残っていて、ロマンティックで甘美、若い!!
みんなが「ドビュッシーってキレイで素敵ねええ」とうっとりする作品は大体ここに入ります。
☆アラベスク(2曲)・ベルガマスク組曲(4曲〜月の光は3曲目、パスピエは4曲目)・夢などの小品集・小組曲(連弾用・バレエ等)


ドビュッシー中期の作品
最も充実期。ロマン派から脱してドビュッシー独自の作風が確立し、技術的にもハイレベルな曲をこぞって書いた。専門に勉強している高校生、音大生が取り組む曲が多い。
☆ピアノのために(3曲〜プレリュードは1曲目)・版画(3曲〜塔・グラナダ・雨の庭はどれも有名)・映像(水の反映・金色の魚〜1巻と2巻で計6曲)・喜びの島
ね!ため息の出るようなすごい曲ばかり。

ドビュッシー後期の作品
技巧と音色に徹底してこだわる。どんどん音がシンプルになっていき、専門的な勉強をしている人しかなかなか理解が難しくなってくる玄人的な作品群。
前奏曲(第1巻、第2巻で計24曲 西風の見たもの、沈める寺、亜麻色の髪の乙女、花火、雪の上の足跡ほか)、練習曲(12曲)
だけど、自分の娘のためにこんな曲も書いている〜子供の領分(グラドゥス・アド・パルナッスム、ゴリウォーグのケークウォークほかl)


どうでしょう。だんだん見えてきましたか?
ドビュッシーは弾く人にとっても指導する人にとっても、とても難しい作曲家です。キレイな雰囲気と実演するギャップは相当なものがあります。
これから練習始めるのなら、やはり初期作品から少しずつ積み上げて行くことをおススメします^。^
ちょっと脅かしましたが、本当に素敵な曲ばかりだから、がんばって練習してみましょう☆

さて、次号はドビュッシーが大好きだったものを取り上げていきますね♪





というところで、今日のYou tube は初期作品の連弾「小組曲」を一挙公開(笑)
ずいぶん前の録音になりますが、日比谷にある松尾楽器のスタインウェイサロンの開店記念コンサートの模様です。
演奏は 石井晶子&田中さん


第1番「小舟にて」
第2番「行列」
第3番「メヌエット」
第4番「バレエ」
どの曲も演奏会にもコンクールの課題曲としても非常に人気の高い曲です☆




近くの末広小学校の周りを歩いた時に撮った写真。まだまだ暑いのに、こんなに秋なんですね〜








|07:26| 楽曲・CD紹介 | - | trackbacks(0) | posted by 石井晶子(いしい あきこ) - -
6月は舟にゆられて・・・「舟歌」

今日は、台風が近づいているので、波が高いそうですから
今日の舟遊びはさすがに止めた方がよさそうですが

普段の6月のお天気のいい日は、暖かく絶好の行楽日和ですよね!!
暖かい時は舟が気持ちいいんです。


「舟歌」はクラシックで好まれた性格小品で、バルカロール、とか バルカローレ とも呼ばれます。
ああ、それなら知ってる知ってる!! 
という曲もたくさんあるのでは?

やっぱり舟ですから

ゆらゆら揺れるわけで

だから8分の6拍子が多いのも納得ですよネ。


ちょっと思いつくだけでも、次のような曲がありますよ^。^

チャイコフスキー 6月 舟歌(これは変わっていて4拍子)
メンデルスゾーン 無言歌集より ベニス(ベネチア)のゴンドラの歌
ブルクミューラー 舟歌
ショパン 舟歌
フォーレ 舟歌
ラフマニノフ 舟歌



ね!すごーい人気曲が揃っていますね!
じーーーっと見ると、当たり前だけど、やっぱり性格小品はロマン派以降の曲だから
どっから見ても「19世紀の匂い」がぷんぷん。
ロマンチックなワケです。


だったらどこの場所のどんな舟歌なんだろうー
おそらく最も多いのはベネチアのゴンドラを想像した曲が多いのではないかな。
(ショパンはベネチアに行ったことがないそうですが・・・)



動いてる舟のイメージ、知りたかったら、映画がお勧め。


アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップの出演した「ツーリスト」
これはベネチアがロケ地になっていて、ゴンゴラやベネチアの様子がすごくよく分かります。
ストーリーは全くロマンチックではありません。
スリル満点?

霧がかかって、暗く前がよく見えない未明に・・・うっすらとこちらにやってくる舟が見えてくる。
それにはドン・ジョバンニのオペラで使われた巨大な像が乗っていて、それが通り過ぎて行く。
不気味で、その先のストーリーを暗示しているんですが、
それがとても印象的で、表現する時にいろんなイメージとして使えるんですが
こちらの映画は、「ドン・ジョバンニ」

モーツァルトと、オペラの台本を書いたポンテの2人のストーリーの映画です。


どちらも面白いですよ。おススメ☆
どちらも新しいのですぐに借りること出来ます^。^


今日は舟の話でした。
ということで今日のYou tube は4月にカワイ音楽コンクール関東地区本選で優良賞を受賞した藤田君の演奏で

矢印紫H.ホフマン 湖上にて(課題曲)

チャイコフスキー 四季より 8月「収穫」(自由曲)

の2曲をどうぞ。湖上にて・・・は舟歌の様式になっていて、ゆらゆら気持ちのよいロマンチックな曲です。





|08:50| 楽曲・CD紹介 | - | trackbacks(0) | posted by 石井晶子(いしい あきこ) - -
パパと仲良く・・・・楽しき農夫☆


シューマンは1848年に長女マリーちゃんのお誕生日のプレゼントとして、7曲、愛らしい作品を作りました。
それがユーゲントアルバムが出来るきっかけです。
いつの世も、親はみーんな子供が可愛いんですネ!


その後、今度はマリーちゃんがお父さんのお誕生日に歌を作曲してプレゼントしたということですからこれもとっても可愛らしいお話です☆

マリーちゃんのための7曲を書いた後
シューマンは、自分ですごくその作業が気に入って
次々とアイデアが生まれ、なんとあっという間に43曲からなる小品集にしてしまいました。

シューマンはとっても集中力のある作曲家だったので
一気に書き上げてしまうのです。

その子供達のための小品集の中では

第1部の18曲 は小さい子供たちのために・・・
第2部の25曲 は大きい子供たちのために・・・

と分かれています。

その第1部の中で、もっとも有名な曲の筆頭が「楽しき農夫」でしょう☆

楽しき農夫は、
「畑仕事からの帰り、お手伝いしていたこどもとお父さんが一緒に手をつないで楽しくおうちに帰る」
というストーリーになっているそうです。

シューマンの初版本にはリトグラフで絵が描かれていますが、
そのリトグラフはシューマンがその当時、有名な童話の挿絵の画家だったリヒターに依頼し
クララが曲を弾いて、シューマンは曲の説明をして、そしてリヒターがそれを聴きながら絵を描いたという
逸話も残っているそうです。

とっても素敵な光景ですよね!!

次の絵は、そのリトグラフのうち、楽しき農夫の曲を表した絵だと思われます。
見てください。
お父さんとボクの背中を・・・
いっぱい働いたという満足感と自信が満ち溢れていると思いませんか?




皆さんもこの絵を見て、想像しながら是非弾いてみて下さいネ!!
きっと演奏が変わっていきますよ☆



矢印紫ということで、今日のYou tube は、PTNAピアノ曲事典に載っている
楽しき農夫の、アクセス回数 10000回を記念して・・・
演奏は石井晶子。





|22:05| 楽曲・CD紹介 | - | trackbacks(0) | posted by 石井晶子(いしい あきこ) - -
お奨めの音楽は・・・何かな??
さてと、今日は朝からクイズです☆
以下の画像、有名な作曲家ですが何人分かりますか?
お子さんと一緒に試してみて下さいネ!
(解答は今日のブログの最後に載せました^。^)










昨日は年長さんの新ソルフェクラスが始まりました。
みんな、最初はお母さんから離れられなくて、すごーく心配そうな顔をしてて
(わたし、そんないこわい?笑)
でも始まって10分もしたら、もうすごく元気いっぱい。
「かんたーん!」「もっとむずかしくしてー!!」
目がどんどん輝きだすんですね。

もう何度も遭遇している瞬間ですが、何度味わってもこの瞬間、いいですよねーーーーーーーー

大人や年上の子供達は、装うとかごまかすとかだんだん上手くなるので^^;どんどん分かりにくくなりますが
小さい子は目を見れば、興味があるかないかすぐに分かります。
さあ、これからどのくらい頑張れるかなー?
楽しくやっていきましょうね♪



それで小さい子のみならず、赤ちゃんから年配の方まで

安心して聴ける・情緒的にもよい
刺激が強すぎないけど心を動かされる
もちろん勉強にもいい
分かりやすい・馴染みやすい


こんな、分かりやすく優しい芸術作品・・てあるんですョ。
子供には「子供向けにイージーにした・・・」なんて作品ではなく
是非幼少期から芸術作品を聴かせてあげてください!!
きっと情緒豊かな賢いお子さんに育つでしょう。


こういうお奨めCDは他の先生方も皆さんそれぞれきっとご意見ありますよね。
なので、次のは純粋に ☆私の好み☆

時代順に

バッハ:小プレリュードとフーガ

ハイドン:弦楽四重奏曲集

モーツアルト:ピアノソナタ全集

ショパン:ワルツ集

シューマン:ユーゲントアルバム





矢印紫で、今日のYou tube は シューマン「ユーゲントアルバム」より第1曲「メロディー」
めちゃめちゃシンプルな曲ですね。でも内声の動きがビミョーに難しいんです。
大人はつい頭で考え過ぎちゃうから、逆にこういうシンプルをもっとシンプルにしたような曲は苦手。
子供たちの方がきっと上手に弾くでしょう^。^
・・・でも演奏は石井晶子^^;



そうそう、答え書かなくちゃ!!

1番 ハイドン
2番 モーツァルト
3番 ショパン
4番 バッハ(J.S.バッハ・・・お父さんバッハですね!)
5番 シューマン

何人当たったかな?





|09:23| 楽曲・CD紹介 | - | trackbacks(0) | posted by 石井晶子(いしい あきこ) - -
犬の散歩??
今日は犬の話題ですか? いいえフーガの話題です^^;

そうとも言えるけど、そうじゃあないとも言えます(わーどっちなの?)

昨日、前号でピョートル・アンデルジェフスキをご紹介しましたよね。
彼ののベートーヴェンのディアベリ変奏曲のDVDを買って聴いてみました!
                

その中で彼がとっても面白いことを言っているんです。

ちょっと説明を補足しておくと
ディアベリ変奏曲(ディアベリのワルツによる33の変奏曲)はベートーヴェンの曲の中でも、難しくて凡人には敬遠される最難関の曲です。ディアベリから変奏を依頼されたベートーヴェンは
ディアベリの作ったテーマをもとにして、33個の変奏を書きました。
ベートーヴェンの「不滅の恋人」とされるアントーニア・ブレンターノに献呈されたのですが

その演奏時間たるや、なんと、1時間半近くかかるのです

このなんとも大変な(弾くのも聴くのも)を弾きながら、アンデルジェフスキは満面笑みを浮かべながら嬉しそうにこう解説するのです。
 (彼は嬉しそうな顔をすると、本当に可愛いワンちゃんの表情になりますね。犬属ですね☆)



彼が言ったことをそのまま書きますね

「第24変奏はフゲッタです(小さいフーガ)至極の静寂が広がり、心が解きほぐされ、ふたたび美が展開するのです。
 犬の散歩のように非常に楽しげです。
 思い浮かべてください。
 何かを食べたり、鼻をクンクンさせたり
 ほえたり、しっぽを振ったりしています。
 
 私はそんな想像をします。
 とにかく、愛らしく動き回る動物などを見ている気がするのです」


どう聴いてもそんな犬のお散歩のように楽しい曲には聴こえませんが・・・・・(汗)
フーガをそれだけ楽しんで弾けるというのは、一体どれだけの技量があるのでしょう!!



でも、そういえば思い出しました!!

一昨年のクリスマスに私が秦野市文化会館で行ったCD発売記念コンサートの時の話。
第1部は「ユーゲントアルバム物語」と題して、ナレーションを入れながら曲を弾き進めていく形で演奏をしました。
ナレーションは親交の厚い和子先生にお願いしましたが、第40曲「小さなフーガ」を弾く前にナレーションはこんなふうに入れて頂きました。

「フーガは右手と左手が追いかけっこをするんです。
 まるで暖かな暖炉の前で、小さな子供達や犬や猫がみんなで追いかけっこをして楽しく遊んでいる情景が浮かんできます!」


フーガは難しいですが、そういう気持ちで弾くと、とても楽しく練習できるでしょう☆
皆さんも是非楽しんでみて下さい。


ということで、今日のYou tubeは  
シューマン ユーゲントアルバムより第40曲「小さいフーガ」(前奏曲とフーガのセットになっています^。^)
演奏は石井晶子。



ちなみに皆さん、インヴェンションはフーガの練習曲ですからね〜〜〜 がんばって練習してくださいネ!
それと、書き忘れましたが、私はフーガを弾く時は楽しめません、必死ですので。。
            



|09:38| 楽曲・CD紹介 | - | trackbacks(0) | posted by 石井晶子(いしい あきこ) - -
この人  一押し
ピョートル・アンデルジェフスキ(Piotr Anderszewski

最近知ったばかりの(不勉強ですね^^;)ピアニストです。
ハンガリーとポーランドの血を継ぐ・・・・ってすごいです。
それではリストとショパン弾きですか?
いいえ、それはもちろんですが、彼はドイツものにすごく力を入れていて
彼の活動の中心にそれを据えています。

素晴らしい表現力と、優れた音響感覚、コントロールがよくきくのに、客観的な演奏でもない。
私から聴いて、彼の演奏は、ハマりすぎてしまいやすい曲の時にはハマりすぎてしまう感は否めませんが
(表現力のものすごくある人がよく陥る)
とにかく素晴らしいです。(このベートーヴェンはハマり方がちょうどいいと思います)

ここのところ5,6枚立て続けにCD買いました^^;



写真はベートーヴェンピアノ協奏曲第1番のCDジャケットです。

彼が弾き振りしたものです。
弾き振り・・・は指揮者がいなくて、ピアニストが両方兼ねることです。
モーツァルトのコンチェルトでは結構多いですが・・・


その1番を録音しているレコーディングの模様の映像を見つけました☆
どんなふうに、一人で弾いたり振ったりするのかがよくわかってすごく面白いですよ
このピアニスト、一押し。


それではピョートル・アンデルジェフスキの弾き振りで。
ベートーヴェンピアノ協奏曲第1番

ちなみに、一つのフレーズを弾いた後に、腕を高く振り上げていますが、
これは格好をつけているわけではなく
指揮者としての合図をしているからですから、みんなは練習するときにまねしないでねー






|09:15| 楽曲・CD紹介 | - | trackbacks(0) | posted by 石井晶子(いしい あきこ) - -
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