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クレッセントブログ CRESCENT☆


神奈川県秦野市のクレッセント音楽教室を主宰している石井晶子のブログです。教室の話題や私のことを掲載していきたいと思いますのでどうぞご覧ください☆
連弾と2台ピアノの違いは??

 

今年のPTNAコンペティションは2台ピアノの部門がありますね。

この部門は毎年行われるわけではなく、2年に1度行われます。

初級・中級・上級と3つのクラスがありますが、

初級の参加資格が「2人とも中3以下」となっていますから

どれだけ難しいかがよく分かりますね。

中級ともなると、取りつくことすらちょっとためらうほどの難度になります。

 

 

 

 

クレッセントはこの冬に行う発表会で、テーマを2台ピアノにしたので

思い切って、コンペ初級に1組、中級2組がエントリーすることにしました(^^♪

2台のピアノを同時にならすのですから、もちろん音量も倍になる?

そうですね。迫力満点の演奏が可能になります。

 

 

 

 

今日の写真は10年前の発表会で2台ピアノがテーマだった時のもの。

照明があって室内オケが入ったのは、サンサーンスの動物の謝肉祭。

(ちなみに指揮しているのは私。流れた年月を感じます(;’∀’)

 

 

さて、2台ピアノと連弾って違いがあるの?二人で弾くなら同じでしょ、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ちょっと、いやだいぶ違います。

 

 

連弾は、プリモが高いところを弾いて、セコンドが低いところを弾きます。

二人で1つの音楽を作る感覚は連弾の方がずっと高いです。

 

普段、ソロで演奏する時

大体の場合は右手がメロディーなので、左手よりも音を出しますよね。

音も右手の方がキラキラしたはっきりした音が求められます。

だから、それを連弾でやる場合は

プリモの人は右手を出して左手を静かに弾くのでよいのですが

セコンドの人は

ソロの時と

全く弾き方が変わります。

 

右手は内声なのでそっと弾いて、左手は大事なベースの根幹の音を鳴らすので

結局のところ、左手の方が強く弾くことになるわけです。

 

ソロで、いっつも

左手小さく!!と言われ続けている生徒たちにとっては

えーーーっと頭が混乱すること間違え無し。

 

でも、それをやることによって

曲の難度が上がってきて、音の重なりが何重にもなった時に

バランスのこつがわかり、役立つ・・・ということなんですね。

 

それに、相手の息遣いも聴こえて

ぴったりと音を合わせて、共同作業で音を作り上げていくのは

まさに

共演、協演 の感覚。

 

 

それに引き換え

2台ピアノはソロ×2

もちろんその場で、それぞれがメロディーラインの役割や伴奏の役割を担うワケですが

基本的には右手も左手も「束縛される」というよりは

「開放」に近い感覚で

一人一人が丁々発止と下から上まで弾きまくれるわけですから

まさに

競演、饗宴 の感覚。

 

 

 

ちょっと想像してみて下さい。

 

スピーカーが一つでそこから音が出てくるのと

スピーカーが二つでそこから音が出てくる感覚。

二つあれば、同時に鳴らしてボリュームを上げることも出来るし

代わる代わるに音を出して、音を散らせる、飛ばすこともできるわけです。

ダイナミックレンジがぐんとひろがります!

 

 

PTNAコンペは中級までは並行に並べるのでちょっと醍醐味は薄れますが

クレッセントの発表会では

小さい子から全て向かい合わせで行います。

こんな感じ(以前の発表会の2台8手連弾の模様)

  ↓

 

 

 

実は二台ピアノ、

私はとても懐かしい思い出がいっぱいです。

私はこれまでにデュオリサイタルを6回ほど開いていますが

そのうち4回は2台ピアノを扱いました。

 

連弾も好きですが

私は、丁々発止と弾く、競演型の2台ピアノが大好きです。

自由に弾きまくれるのがすごく好き。

なので、今度の発表会はとても楽しみなんです。

 

 

今日は

これまで演奏会で弾いたものを

PTNAがピアノ曲事典に登録して下さった演奏を

ご紹介したいと思います。

相方は全て同じ、橋本直子さんです(^^♪

なつかしーい♬

下記の他にも、ラフマニノフの組曲2番全曲や、ラヴェルのスペイン狂詩曲全曲やプーランクなんかもやったなああ。

 

 

あ、そうです。

2台ピアノがとても難しいことが一つあります。

離れているピアノ同志ですから

連弾のように

相手の音はすぐそばでは聴こえません。

なんだかとても遠くから聴こえるのです。

 

なので、普段、近い音しか聴かない人は

相手と合わせることが大変困難になります。

だから、上手に合わせられるようになるためには

ふだんソロを弾く時から、耳を遠く離して、

空中に舞っている音が聴けるように

訓練しておくことが最重要になりますので

頑張って下さいね。

 

これが出来ないと、悲しいほど合いませんよ(;’∀’)

 

 

とてもお洒落なシャブリエのワルツ。よくコンペ上級の課題曲になります。

シャブリエ  3つのロマンティックなワルツ 1、ニ長調

 

 

シャブリエ  3つのロマンチックなワルツ 2、ホ長調

 

 

シャブリエ  3つのロマンチックなワルツ 3.ヘ長調

 

 

ブラームスの小品の滋味がにじみ出るような名曲ですね!

ブラームス  5つのワルツより 第3番 ロ短調

 

 

❤ラームス  5つのワルツより 第5番  変イ長調

 

 

ブラームスの堂々たる変奏曲。実はブラームスは変奏曲に大胆な名曲難曲が揃っています。

ブラームス  ハイドンの主題による変奏曲  Op.56b

 

 

芸術の極みと言えるこの曲集。地味だけど気高い、

いかにもシューマンらしい芸術性が大変優れた曲集です。

シューマン/ペダル・フリューゲルのための練習曲 1.ハ長調,Op.56

 

 

シューマン/ペダル・フリューゲルのための練習曲 2.イ短調,Op.56

 

 

シューマン/ペダル・フリューゲルのための練習曲 3.ホ長調,Op.56

 

 

 

シューマン/ペダル・フリューゲルのための練習曲 4.変イ長調,Op.56

 


シューマン/ペダル・フリューゲルのための練習曲 5.ロ短調,Op.56

 

 

シューマン/ペダル・フリューゲルのための練習曲 6.ロ長調,Op.56

 

 

 

 

 

 

 

 

|16:39| クレッセントのイベント | - | trackbacks(0) | posted by 石井晶子(いしい あきこ) - -
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