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クレッセントブログ CRESCENT☆


神奈川県秦野市のクレッセント音楽教室を主宰している石井晶子のブログです。教室の話題や私のことを掲載していきたいと思いますのでどうぞご覧ください☆
一つ一つの音に命を吹き込むということ

念願の浜松国際コンクールが始まり

昨日はもう第1次予選が終了し、結果発表がありましたね!

     →浜松国際コンクールのHPはこちら

 

95名の参加者のうち通過したのは24名。うち日本人は9名でした。

 

 

この浜松国際、大変人気の高かった著書「蜜蜂と遠雷」のモデルになったコンクールということがあり

今回、すごい人気で注目度がヒートアップしていますね。

 

私の知人の先生が、前回はふらっと出かけて、当日券で入場したから

今回もと思って、浜松に出かけたら、

見事に満席で、入場できなかったとお話を伺いました(;’∀’)

なんと、第1次予選初日から満席で、最終日まで全て完売だそうです。

 

 

私は、今回この忙しさの中💦

 

なんと!大胆に第3次予選から本選まで、5泊6日で浜松に出かけてきます(^^♪

半年前からホテルの予約を取り、3か月前にチケットを購入(すでにこの時にもういい席はなかった!)

なので、何が何でも行って勉強をしてまいります(^^♪

 

わーん、私は聴けない、とがっかりする必要はありません。

ライブでも、あとからでも演奏は聴けます。

(浜松国際のHPから入れます♬)

 

 

昨日、牛田君のことが気になって、演奏録画を聴きました。

リストの超絶技巧と、プロコフィエフのソナタ第7番。

もう、素晴らしい演奏で、ダントツ。

彼はまだ19才なんですよね。

本当に驚くばかりです。

(弾いている姿は10才年上に見える。終わってお辞儀をするときは牛田君スマイルに戻るけど♪)

 

 

何がすごいかといえば、

一つ一つの音に生命が宿っていること。

ゆっくりのテンポにして、決してスピードに頼ることなく

一つ一つの音を育んでいく姿は、

すごく壮絶な感じでした。

 

実は、私はこういう演奏が大好きです。

 

 

私は分析するのが好きなので、

昨夜から寝ながらずっと他の人との演奏の違いを分析。

(こういうことやっているから、いつも眠れないし、眠りが浅い、困ったものだ)

 

 

彼の演奏は

ズームアップしてもズームアウトしても美しい。

画素数がすごく高いのです。

スームアップすると、一つ一つの音が考え抜かれていて、

全てに役割がきちんと与えられているのがよく分かります。

 

こういう演奏は下手するとズームアウトした時に

細部にこだわり過ぎたために、レイアウトが滅茶苦茶で、

全体像のフォルム(型)がいびつで美しくないことが多いものですが

彼はその配置も素晴らしく整っていて・・

 

要するに、ミニマムに聴いても、マキシマムに聴いても

どの位置から聴いても美しく設計されていて

本当に完璧な建造物のようでした。

 

 

往々にしてある演奏は

マキシマムにはなんとなくフォルムが整っているのですが

画素数が少ないため

ズームアップすると、一つ一つの音がぼんやりとして、

何を言いたいのか、何を表現したいのかがはっきりしないのです。

これは目の前の形ばかり追っていて、音そのものには気を配っていないために起こります。

(でも本人たちはたぶん気を配っているつもりと思われます)

 

 

この二つのスタイルの演奏の相違は

ちょっとの違い、、、ではありません。

相当なレベルの違いと考えていいと思います。

 

 

もちろん、牛田君だけが出来ていて他の方が出来ていないということでは全くなく

(全部聴いてないし)

浜松国際の内容の話でもなくて

牛田君の演奏を聴いて触発され、色々考えるきっかけになった、私の個人的な意見と捉えてください(^^♪

いつも私がレッスンをしていて感じていること

普段よく聴くコンサートで常々感じている

「一般論」だと思って下さいね(^^♪

 

 

私は、少しでもこういうことが出来る生徒を育てたいなあ。

私が演奏するときも、それに一番こだわっているので・・

 

指が動いているだけの演奏家

音そのものを吟味しようとしない演奏家

にはならないように気をつけましょうねーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

|12:05| 石井晶子の独り言 | - | trackbacks(0) | posted by 石井晶子(いしい あきこ) - -
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