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クレッセントブログ CRESCENT☆


神奈川県秦野市のクレッセント音楽教室を主宰している石井晶子のブログです。教室の話題や私のことを掲載していきたいと思いますのでどうぞご覧ください☆
嗚呼、ウィーン古典派御三家!!ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェン

 

少し前のことになりましたが

秦野の丹沢の麓にある素敵なサロンホールのギャラリー楓で

第41回目のピアノ指導法研究会を開きました。

たくさんの指導者の方々が集まって下さって、

充実した時間を過ごすことが出来ました。

 

                     

 

 

今回のテーマは?というと

古典派といえばこの人! ウィーン古典派の御三家、

 

ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェンの 「らしさ」研究

でした。

 

もちろん、皆さんは

この3人の曲はなんとなく違う、、、ということは感じられているんですが

それでは、どのように弾き分けるか。

という具体的な方法論は、意外と、

 

わからなーい!

 

という方も多いのではないでしょうか。

 

実はこの3人、全く奏法が異なるんです。

 

そこで、 セミナーの初めに、

作曲家の生い立ち、環境、性格 などを考えてみました。

セミナーを始めるにあたって、 もちろん私も下準備としていろいろ勉強するわけなんですが

今回これに注目して文献を読んでいましたら本当に面白く、

今までなんとなく感じていたことが、

すごくリアルに見えてきたりして楽しかったです。

 

すると、 すごく有名な作曲家といえども、

ナマの人間であることがよーくわかってきます。

 

 

ハイドンはとても健康でした。

小さい時から親元を離れて住み込み合唱団に入り、貧しくも自分のいるところを持っていた人です。

でも、変声期になってあっけなく合唱団を追い出され、

そのあとは流しの生活も長く、

やっと才能が認められてエステルハージー侯爵のお抱え楽長になってからは

金銭的にはとても安定した生活のもと

大変は多忙な毎日を、充実してきちんとこなし、侯爵に尽くしました。

 

爵のためにすごい量の作曲をし、大変なこともたくさんあったのですが

ハイドンは常にとてもポジティブな人で、

大変なこと嫌なことも前向きに考えることができ

親分肌で面倒見がよく、几帳面で、信望の非常に厚い、立派な紳士だったのです。

 

大器晩成の彼は晩年イギリスに2回演奏旅行を行い(1回行くと何か月も音楽祭が続いたそう)大成功し、

大変な財産家だったらしいです。

 

 

モーツァルトは天才でしたが早熟の芸能人のようでした。

小さい時からお父さんが演奏旅行に連れて歩き、

いたるところで神童ともてはやされ、ちやほやされ、

本当に天才だったのだけれど

少し大きくなると、みんなから気向きもされなくなり、

でも大変貧乏だったにも関わらず、定職を嫌い

お金が儲かったり無くなったりと、大変浮き沈みの激しい生活を送ったわけです。

 

そのうちしっかり者のお父さんマネージャー(レオポルド)が亡くなると

もうあとは歯止めがかかりません。

ウィーンでフィガロで大成功してお金持ちになった途端

次々に邸宅を求めて転居し、お洒落に気を使い、いつも美しい服を着て、パーティー、ギャンブル・・・

あっという間に借金まみれになり、友人たちに数多くの借金の申し込みをして破産。

 

体調を崩し(たぶん腎臓ではないかとも言われている)

お墓もどこにあるかわからないという状況になったわけです。

早熟の天才ならでは、の劇的な人生ですよね。。

だからモーツァルトは劇的な音楽がとても好きなのです。

 

 

ベートーヴェンは奇人変人!!

背は中ぐらいですが、

がっちりした筋肉質の立派な体形だったそうです。

手も大きく毛深かったとか。

幼少から親や親戚の面倒を見て苦労し 耳が聞こえなくなってきても

その逆境と立ち向かう猛烈なエネルギーと反骨精神の持ち主で

 

有名になって弟子を教えるようになってからも

出来ないと楽譜を投げつけ、肩に噛みついたといわれています。

なので、本当に本当に習いたい人しか来なかったと。

(一番弟子にチェルニーがいますよね!)

 

大酒のみで(死因は肝臓ではないかとも言われている)

なりは全く気にせず、まるで浮浪者のようで、

浮浪者と間違えられて警察に捕まったこともあるそうです。

その時には有名なベートーヴェン先生と分かり警察署長が直々に謝ったとか・・

 

 プライドが高く、どんな高貴な人にも頭を下げることはなく 貴族に仕える、貴族のご機嫌取りをする・・・

というところからは最もかけ離れた人で

片付けが嫌いなため、家はいつもぐちゃぐちゃで、

片付けるのが面倒という理由で 引っ越しを50回〜70回も行ったそうです。

肝臓の病気のため、体調が悪くなると、気難しい性格がますます激しくなっていきました。

 

 

さて、これだけ読まれてもお気づきと思いますが

この3人、見事に全く違うタイプだと思いませんか?

なので、当然その3人が持っている音は全然違うのです。

 

人の声がそれぞれ違うのと同じで

その人が持っている音もそれぞれ違います。

 

それを考えつつ

また、彼らが得意だった作曲のジャンルを考えつつ

それぞれまるで違うタイプのタッチを、

いろいろな角度から 細かく分類して考えて弾くと

本当に見事に曲が生まれ変わります。

 

これ以上は細かく書けないので💦

是非また機会があればお話ししたいなあと思います。

このセミナー聴きたいなあという方がいらっしゃれば、喜んでお話しに行きますから(^^♪

 

 

 

 

 感想メールをたくさん頂いているのでちょっとご紹介します☆彡

 

☆お子さんが小さいのに頑張っていらっしゃるOさん☆

大変大変勉強になりウキウキが止まりません。

しかしじっくり練習する時間が持てないのが心苦しいですが、今日の事を知る知らないで全く練習方法が違います

本当にいつも楽しい講座を開いて頂き有難うございます。

 

 

☆遠くからいらして下さったMさん☆

研究会ありがとうございました。今回も、大変勉強になりました。

自分で指導する為には、もっと勉強が必要だと痛感しておりますが、今までの疑問や不安点が大変よく分かりました。

 

 

☆久しぶりにいらして下さったOさん☆

昨日は指導法研究会、今回も大変勉強になりました。

会場でで弾かせていただいたことで、自分で理解できてない点、痛感しました。

忘れないうちに、ほかの曲も弾いて、確認振り返りしてみようと思います。ありがとうございました。

 

 

☆いつも来て下さるSさん☆

本日は講座に参加させていただきありがとうございました。お話し楽しく伺いました。

作曲家の生い立ちや性格などが曲の弾き方に直結するのですね、

鍵盤の深さなど弾き方の違いのポイントもよく分かりました。 帰ってちょっと試してみました! 

 

 

☆いつもとても熱心なMさん☆

毎回本当に有り難いお話を聞かせていただき、先生の存在に感謝です。

こんなにレベルの高い貴重なことを教えてくださる先生に出会えて幸せに思います。

作曲家の違いはなんとなーく、雰囲気だけ捉えてはいましたが、

具体的に明確なイメージと手法を示してくださる先生は、やっぱり凄いなあ❗と見上げてしまいます。

モデル演奏も先生の一声で、どんどんあかぬけて素敵になっていく。勉強がこんなに楽しいのは、先生の存在あってのことです。

たとえ、噛みつかれても、先生のレッスンを受けたいです

(はい、私は頼まれても噛みつきません笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

|07:16| 石井晶子関係のイベント | - | trackbacks(0) | posted by 石井晶子(いしい あきこ) - -
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