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クレッセントブログ CRESCENT☆


神奈川県秦野市のクレッセント音楽教室を主宰している石井晶子のブログです。教室の話題や私のことを掲載していきたいと思いますのでどうぞご覧ください☆
嗚呼、ベートーヴェン!! 〜かなコン講評を読んで〜

うちの菜園では、今春の花で真っ盛り。
柔らかいクローバーやカラスノエンドウと混ざって
実に鮮やかな彩りを見せています。写真を楽しんで下さいね^^



ところで、今週までかながわ音楽コンクールの電話講評の受付をやっていますね。
うちでは、生徒さんに、必ず講評を聞いて、紙に記入して提出するよう徹底しています。
その子の長所短所が分かるだけでなく
今のコンクールで求められていることが何なのか
全体を見ることによって初めて見えてくることがあります。



さて、今年はたくさんの生徒さんが挑戦し
また、ベートーヴェンを予選や準本選で弾いた子が多かったので
ベートーヴェンの、どんな演奏が評価され、されなかったのかがよく見えてきました(^^;)




まず、予選や準本選に通過した子たちの講評はというと・・・

とても正統派の立派な演奏です。
この楽曲をよく理解出来ていて、大変嬉しいです。
とてもよいテンポで弾けました。
リズム・拍子もいきいきと表現できています。
テンポが安定していてタッチも丁寧で素敵でした。
色々なバランスがとてもよい演奏です。
のびやかな響きで表現していました。安定感のある演奏です。
しっかりしたテクニックでまとまっています。
明快なタッチと推進力で自然な音楽運びでした。
すでに自分の音楽を持っています。
まとめにくい曲ですが、上手く収めていました。
ブラボー 素晴らしい演奏でした。







予選・準本選で残念だった子たちの講評はというと・・・

テンポも安定させましょう。
テンポの変化はできるだけ少なく。
テンポの統一が難しいですがそれがないとまとまりがとれません。
先へ先へと突っ走らないように。
テンポが不安定にならないよう、よくコントロールしましょう。
少し拍感、リズム感が弱いと思いました。
テンポは速過ぎずに1つ1つの音を丁寧に。パッセージが滑っているように聴こえます。
フレーズの終わり、走りこむ癖があります。特にカデンツのある所はシャカシャカ先へ行かない。
拍感をもっとしっかり意識して下さい。スラスラ流さないように。






うーん、こうやって分類して眺めていると
何か見えて来るものってありませんか?


最近のコンクールは
昔に比べても、一段と
「コントロールされている」
ということが、最重要課題になっている気がします。

勢いがあり、鮮やかな指さばきでかっこよく弾けば
会場でお客様として聴けば、すごく喜ばれてウケる演奏なんだけど、

聴衆賞が取れるけれど、第1位にはなれない、という

結構よく見かけるパターンですね。



さて、コントロールした演奏・・・というのは
どうすれば生まれてくるものでしょう?
私はこの二つかなと思っています。

◆ゆるぎないテクニック(手指がメカニック的によい状態)を身に付けること。

◆幼いころから、等速(同じテンポを刻める身体感覚)を身に付けること。




もちろん、コントロール力があるだけでは
魅力的な演奏にはなりません。
学ばなくではいけないことは山のようにあるのです。
でも、それが重要な演奏の基盤となることだけは、間違いないのです。

コントロール力があり
鮮やかな演奏が出来れば
それで初めて聴衆賞と第1位が取れる演奏になるでしょう^^
さあ皆さん、いつもの練習から心掛けて、
誰もが納得する素晴らしい演奏が出来るように頑張って下さいね♪









|08:44| コンクール | - | trackbacks(0) | posted by 石井晶子(いしい あきこ) - -
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